
スマートフォンの通知を整理することは、単に音を減らすことではありません。注意を引かれる回数を減らすことで、思考の流れが途切れにくくなります。これは、集中力の問題であると同時に、日常のストレス量にも直結しています。
01 通知が思考に与える影響
通知が届くたびに、私たちの注意は一瞬そちらに向かいます。たとえ通知を無視したとしても、注意が引かれた事実は変わりません。この「注意の中断」が積み重なると、深い集中状態に入りにくくなります。
日本の成人のスマートフォン利用に関する調査では、1日に受け取る通知の平均数が相当多いことが示されています。その多くは、即時対応が必要なものではありません。
02 整理の手順:3つの分類から始める
Mahogany 101のデジタル環境整理セッションでは、通知を「即時対応が必要」「1日1回確認で十分」「通知不要」の3種類に分類することから始めます。
この分類は、一人でやると判断に迷いが生じやすいです。「これは必要かもしれない」という迷いが、整理を止める最大の原因です。セッション内で一緒に進めることで、判断のスピードが上がります。
03 セッション後に届く整理レポート
セッション終了後、変更した設定の一覧と今後の見直しタイミングの目安を記載した整理レポートをメールでお送りします。
レポートは、後から設定を元に戻したくなった時の参照用としても使えます。整理した直後は「これで良かったのか」と不安になる方もいますが、2〜3週間後には「もっと早くやれば良かった」という感想が多いです。
デジタル環境の整理は、一度やれば終わりではありません。半年に一度程度、見直すことをお勧めしています。